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【レポ】JanneDaArc解散と平成憩い部ツアーファイナル大阪BIGCAT

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ikoibu - 【レポ】JanneDaArc解散と平成憩い部ツアーファイナル大阪BIGCAT

中学1年生に偶然耳にした「Dry?」をきっかけにJanneDaArcが大好きになった私。

そんなJanneDaArcの解散に、悲嘆しました。

平成憩い部は、ヴォーカルのyasuと脱退したベースのka-yuを除く、ギターyou、キーボードkiyo、ドラムshujiの3人がゲストメンバーでベースの典二くんとヴォーカルの田澤くんを呼んで行いました。

平成の楽曲を楽しめるとともに、4つのことを伝えるためにメンバー3人が頑張ってくれました。その4つのこととは、

  1. yasuは悪くないということ
  2. 解散のきっかけはka-yuだがka-yuが全て悪いわけではないこと
  3. you、kiyo、shujiにも悪い部分があったこととその謝罪
  4. これからの未来について

です。

解散のコメントをご紹介した後、憩い部でメンバー本人から聞いた内容について詳しくご紹介します。

※ちなみに、メンバーは「自分たちで伝えたい」という思いがあります。

私も泣きじゃくりながら聞いていたので正確ではない部分があります。

一ファンが平成憩い部ツアーファイナル大阪BIGCATで聞いた感想として受け止めてくれる方だけ読んでください。

本当の言葉は、メンバー本人たちから以外に誰にも語れないからです。

1 解散発表

まず発表されたのが事務所からの『ka-yu脱退とそれに伴う解散発表』でした。

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続いて発表されたのがyasuからの次のコメントでした。

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AcidBlackCherryを始める時、PCにJanneDaArcの音源は一切入っていなかったという文言に、引っ掛かった人が世間では多かったそうです。

その後発表されたのが、you、kiyo、shuji連盟でのコメントです。

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こう見ていくと、きっかけはka-yuで、だけど活動休止していた10数年間の間、ほとんど解散寸前だったのか、とも感じられます。

ネットでは、

1x1.trans - 【レポ】JanneDaArc解散と平成憩い部ツアーファイナル大阪BIGCAT
辛辣な言葉
何故10年以上も待たせておいて解散するんだ。解散するなら何で10年前の活動休止の日に解散しなかったんだ。
1x1.trans - 【レポ】JanneDaArc解散と平成憩い部ツアーファイナル大阪BIGCAT
辛辣な言葉
プロとしてどうなんだ。ファンのことを考えていない!これまで信じて待ったファンを裏切る行為だ!

といった辛辣な言葉も飛び交い、you、kiyo、shujiはそれに目を通し、残酷な愛のある言葉だと表現していました。

ありがたく、情けなく、そして深く胸に刺さった、と。

2 平成憩い部ツアーファイナル大阪BIGCAT公演

平成憩い部は、youちゃんが表舞台に立つ感じで、だけど3人で濃密に話し合い、進めている感じでした。

youちゃんの言葉通り、kiyoもshujiも口下手なタイプで、誤って誤解を招く発言をしてファンをこれ以上傷つけないために、と細心の注意を払っているようでした。

セットリストは以下の通りでした。

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平成の名曲が謳われるのですが、合間合間のアレンジでJanneDaArcの曲が入ってきます。

田澤君の歌声にも典二君のベースにも感謝しましたが、10年以上ぶりに揃って会えたyou、kiyo、shujiに感涙しました。

パーツの欠けたJanneDaArcがそこにいたんです。

音楽は楽しむもの。歌のパーツでは時折すすり泣く人もいましたが、それでも笑いがこぼれる楽しい雰囲気がありました。

それを率先してkiyoちゃんが演出してくれているようでした。

youちゃんはずっと泣きそうに笑っていて、心配になりました。

shujiは、とても緊張しているようでした。

田澤君のセレクト平成名曲10選メドレーが終わると、田澤君と典二君は舞台をはけ、youちゃんとkiyoちゃんとshujiがそれぞれ楽器を置き、マイクを持ってステージ中央に立ちました。

youちゃんは「これから4つのことを話します。ショッキングな内容もあります。これまでの公演で気分を悪くして倒れた方もいます。無理しないでください。長くなりますが、説明させてください」と前置きしました。

2-1  (1つ目)yasuは悪くないということ

まず3人がマイクで交代で語ったのは、yasuは何一つ悪くないということでした。

AcidBlackCherryが売れたからyasuがJanneDaArcを捨てたのでは?

AcidBlackCherryを始めた時にPCにJanneDaArcの音源がなかったというのはもうJanneDaArcをやる気はなかったの?

そんな疑問がネットなどであふれたことに、三人は責任を感じたそうです。

むしろJanneDaArcを守っていたのはyasuだった。

yasuがAcidBlackCherryとして活動していたからこそ、JanneDaArcという器を残すことができ、「AcidBlackCherryのyasuっていいよね」と言われた時に「違うよ!JanneDaArcのyasuだよ」といえた。

yasuは自分が胸を張り、ファンが本当に愛するJanneDaArcでない状態で、ステージを続けられるほどビジネスライクに仕事をしていなかった。

yasuは誰よりもJanneDaArcが好きで、だからこそ皆の好きなJanneDaArcでなくなる前に、JanneDaArcを止めた。

だけど誰よりもJanneDaArcを気にして、JanneDaArcのために行動していたのは、今となって考えれば、yasuだけだった。

だから決してyasuは悪くない、ということでした。

そして、今カラダがぼろぼろのyasuに、何かを求めるのはあまりにも酷で、これまで三人が事なかれ主義でyasuに丸投げしてきた結果が、この悲しいバンドの結末につながっている、そう三人は言いました。

2-2 (2つ目)解散のきっかけはka-yuだがka-yuが全て悪いわけではないこと

解散のきっかけは、ka-yuの脱退だと、三人は明言しました。

ka-yuには、オセロの白と黒の面のように、

  • 白…ファンが知る、メンバーも大好きな笑顔で芯の通った男気のある茶目っ気のあるka-yu
  • 黒…悪いこと・酷いことをしても謝れない・反省できない、メンバーを無視したり攻撃してしまうka-yu

があったそうです。

元から二面性のあったka-yuでしたが、デビューしてから黒の面に変わってしまう頻度が増えてしまったとのこと。

ARCADIA、JOKERのライブの辺りでは、黒い面がずっと出ている状態で、あるライブツアー中には、yasuに絶対に言ってはいけないようなひどい言葉を浴びせて、yasuは泣きながらshujiのもとへ行ったこともあったそうです。

yasuにとっては、その言葉が決定打となってしまったのではと、三人は思っている。

だけど三人は「きっと時間が解決することだ」と、深く関わらなかった。

黒い面のka-yuの攻撃対象はいつもyasuで、yasuはとても辛い思いをしていた。

だからka-yu作曲、yasu作詞の曲でメッセージ性の強い曲が多いのは、yasuなりのka-yuへの「変わって欲しい」という思いが込められていたのではと三人は今になって思っている。

脱退を決めたka-yuについて、生き方を止めることも否定することもできない。

だけど、十数年待ってくれたファンに対しては、礼を欠く辞め方だったことには間違いないと思っている。

2-3 (3つ目)you、kiyo、shujiにも悪い部分があったこととその謝罪

そんな中で、三人が今になって思うのは、黒い面のka-yuに気付いてもらいたいとずっと向き合っていたのはyasuひとりだったということ。

もし同じ未来を目指すバンドメンバーとして全員でka-yuを諭したり、yasuを支えたりしていれば違う未来があったはずだった。

yasuはyou、kiyo、shujiにとってずっと、林だった。

だけどka-yuだけは、プロのアーティストyasuになっていることに気付き、嫉妬や様々な感情が芽生えたのだと思う。

一方で、you、kiyo、shujiはその意識が足りていなかった。プロ失格だと言われてしょうがないと思う。

you、kiyo、shujiは、憩い部のツアーを決めた際に、yasuの思いを数年の間にようやく感じ取り、JanneDaArcの活動休止について説明し、自分たちが発信することでJanneDaArcを再建できないか考えた。

だけど時すでに遅く、ツアーの途中でka-yuの脱退が決まり、解散が決まった。

そこで憩い部のツアーを当初の趣旨とは違う、解散の経緯の説明と謝罪の旅に変えることにした。

動くのが遅すぎた、自分たちがもっとJanneDaArcを守るための行動に移る重要性について考えられていれば、JanneDaArcを守れたかもしれないし、こんな終わり方にならなかったかもしれない。

「本当に申し訳ございませんでした」

三人はそう言って2回も頭を下げました。

ka-yuの内容証明については、ka-yuは今でも仲間で友達だから、法に触れるようなことはやっていないと信じているし、これは引き金で合って脱退の一番の原因ではない、とも話していました。

2-4 (4つ目)これからの未来について

これからの未来について、三人は「このファイナル公演を持って、憩い部のツアーをやることはない。JanneDaArcはこれで終わりになる」と明言しました。

各々が、yasuがそうしたように、アーティストとして個々の活動に専念し、JanneDaArcという看板から離れて、名もなきギター弾き、名もなきキーボード弾き、名もなきドラマーとして一からスタートを切る。

でもいつか、「こいつすごいな」と思ってもらえるような活躍ができた時に、もしその時にJanneDaArcのファンが残っているのなら、ファンが「それはJanneDaArcの~だよ」と言ってくれれば、JanneDaArcは守っていけるはずだ。

もっともっと偉大なバンドになるはずだ。

もちろん友達で親友だからこれからも何かしら協力して音楽を奏でることはあるかもしれない。

その時は全力でお互いの音楽を奏でる。

そしていつかもし、ka-yuが音楽の道に戻ってくることがあるなら、まずは謝罪して欲しい。

白い面の、みんなも自分たちも大好きなka-yu、筋の通った男気のあるka-yuになって、一言謝って欲しい。

自分たちに「応援してください」という権利はないと思っている。

だけど自分たちは未来を見据えて、「生きていく」と決めた。

生きていくことで、いつか何か、夢の実現に近付けると信じて、全力で音楽に向き合う。プロとして。

三人はそう言ってマイクを置きました。

3 友達の歌

会場中からすすり泣く声や嗚咽がしていました。私も過呼吸になるかと思うくらい、吐きそうなほど泣いていました。

ステージに典二くんが戻って来て、メンバーが定位置につきました。

shujiが定位置でマイクに向かって話しかけます。

いつか、「ka-yu大好き」「ka-yuのバカヤロー」ってみんなで言える日がくればいいと思う。

DAMIJAWもAcidBlackCherryも僕たちの友達です。

会場にはJanneDaArcが好きな人間しかいません。

ka-yuに腹を立てていた人もいたかもしれません、ですがshujiのその言葉に、泣き崩れる会場から、誰もがka-yuのいるJanneDaArcが大好きなのだと分かりました。

youちゃんが「これから友達の歌を奏います。もしかしたら、不謹慎だと思う人もいるかもしれません。でも友達の曲だから。ただ、僕たちは歌が下手なので、みんなの声を貸してください」といいます。

演奏が始まると、背景のスクリーンに曲名と歌詞が流れます。

  • 1曲目:DAMIJAW 永遠の星座
  • 2曲目:AcidBlackCherry 20+∞Century Boys

泣きながらの大合唱でした。

4 シルビアの合唱とActionの演奏

2曲を歌い終わるとシルビアをみんなで合掌しました。

「JanneDaArcの曲を歌っていいのは、yasuとファンだけ」

その言葉通り、みんなで泣きながら合掌しました。

歌詞の一フレーズ1フレーズが胸に響き、JanneDaArcの終わりと始まりを刻むようでした。

シルビアは、今のメンバーにとっても、ファンにとっても、最高の曲でした。

最後に、アクションというinstrumentの曲を演奏してくれました。

3人はyasuがかつてそうしたように、JanneDaArcを置く決断をその曲で示してくれました。

置くことは、決して捨てることではない。

JanneDaArcを置いて、各々が個人でアーティスト活動をして…、もし将来、

「~のyouっていいギタリストだよね」

「~のkiyoってキーボード最高!」

「~のshujiのドラムってすごい!」

そんな風に話題に上がった時に、ファンが、

違うよ!それはJanneDaArcのyou/kiyo/shujiだよ!

って、胸を張って言えるように。

それまでJanneDaArcのために、JanneDaArcを置く。

ファンの望むJanneDaArcとして、ファンが誇って口にできるようになるためのアクションを起こす。

そんな楽曲に、涙が止まりませんでした。

5 最後にStareを合唱

他の会場では最後に記念撮影やお見送り握手があったようでしたが、大阪BIGCATではそのどちらもありませんでした。

アンコールで名もなきギター弾きの名もなき歌を田澤君が歌ってくれたあと、Stareを合唱したのです。

Stareはツアーのファイナルでのみ演奏されるJanneDaArcの名曲です。

「見つめてよ僕たちを」

売れていない頃のメンバーたちが、ファンに向かって「自分たちを信じてついてきて」と歌ってくれた曲です。

ツアーファイナルにふさわしい曲でした。

いつまでもあなたたちを見つめ続けると、決意させられるような思いでした。

泣きながら歌ったStareを、私は忘れません。

6 まとめ

平成憩い部は、2019年9月2日をもって、平成を終え、ようやく2019年9月3日に令和1日目をスタートしました。

youちゃんはyou弦実行の文字通り、アコギインストアルバムをひっさげたツアーの発表をしました。

私は、今もJannerです。

これまでもこれからも、今までで1番のロックバンド・アーティストは、私にとってはJanneDaArcです。

中学生から20年以上の青春を捧げ、人生を支えてもらい、私という人間の根幹を作ってくれたJanneDaArc。

私は永遠に応援し続けたいと思います。

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